築上町概要
更新日:2022年3月7日
築上町長
新川 久三 (あらかわ ひさみ)
- 任期:2022年2月12日から2026年2月11日
築上町の歴史
平成18年1月10日に、椎田町と築城町が合併し新町「築上町」が誕生しました。
2町は、古くから行政、文化、生活等広い範囲で結びつきが強く、住民間の交流も活発でした。
経済の高度成長から低成長への移行、少子・高齢化、地方分権等で社会経済は変貌し、行政に対するニーズは複雑多様化し新たな行政需要も増大してきました。
一方、三位一体の改革により地方交付税や国庫補助金が削減され、財源措置のあり方が見直されようとしています。強固な行政基盤を築き、効率的な行財政運営を行い住民福祉の向上を図るため、椎田町と築城町は合併しました。
旧椎田町の歴史
生活の歴史は、およそ三千年前の石町遺跡・岩陰遺跡にみられる縄文時代までさかのぼることができます。古墳時代、この地方一帯は「豊の国」と呼ばれ、7世紀になって豊前・豊後に分かれました。
明治30年(1897年)、行橋・柳ヶ浦間に豊州鉄道が開通し椎田駅が設置され、翌年椎田村は椎田町となり、昭和17年、八津田村に海軍航空隊築城基地(現在の航空自衛隊築城基地)が開設されました。
昭和30年(1955年)、椎田町、八津田村、葛城村、西角田村の1町3村が合併し、椎田町となりました。
旧築城町の歴史
築城町はかつての豊前国に属し、古来より稲作を中心とした、純農村地帯として発展してきました。
近代に入って、明治22年(1889)市町村制の施行により、上城井村、下城井村、築城村となり、昭和30年4月1日、町村合併促進法により三村合併が行われ築城町が誕生しました。
翌年の昭和31年5月には、椎田町東八田の一部を境界変更により編入しました。
築上町の位置と地勢
築上町は福岡県の東部、周防灘に位置し、北は行橋市、西はみやこ町、東は豊前市、南は大分県に接しています。南はほとんど山林で占められており、そこを源とする多くの河川が北部の平野を潤し、周防灘に注いでいます。
また、北部を北西から南東にかけて国道10号および東九州自動車道(椎田道路)が貫き、これらと交差して主要地方道や一般県道などが整備され、北九州・大分市などの地方中核都市と連絡しています。空の玄関である北九州空港までは約20キロメートル圏に位置しており、恵まれた立地条件にあります。
気候は、瀬戸内海型気候に属し、比較的温暖で、少雨、乾燥地域です。
築上町の面積
- 総面積(平成30年10月1日)119.61平方キロメートル
- 耕 地(令和2年1月1日)19.64平方キロメートル
- 宅 地(令和2年1月1日)4.96平方キロメートル
- 山 林(令和2年1月1日)21.33平方キロメートル
築上町の人口
- 人口:17,189人 (令和2年国勢調査時)
- 世帯数:6,963世帯(令和2年国勢調査時)
人口の移り変わり(外部リンク)をご覧ください。
町章について
築上町の「ち」を、まちづくりの理念達成に対しておこる難問のハードルをクリアする人をイメージして形象化しました。
躍動感が同町の活力と発展を表現し、色は豊かな大地を表す緑としました。
町の花・木・鳥
町の花:梅(うめ)
当町は綱敷天満宮境内に1,000本の梅林を有し、「東の太宰府」として梅の名所である。
これを主として、梅は町内各地に植樹されており、住民にやすらぎを与え、親しみのある花である。
また、旧椎田町の花。
町の木:楠(くす)
国指定天然記念物(大正11年指定)、日本三大楠、日本巨樹第5位の「本庄の大楠」を有することによる。
住民に最も愛着のある樹木であり、大楠にちなんだ行事も数多く実施されている。
樹齢1,900年の歴史ある大楠(楠)は文化の象徴である。また、長生の樹木であり、「長寿」の象徴でもある。
また、旧築城町の木。
町の鳥:うぐいす
町内に生息する鳥であり、美しい鳴声で春を告げ、今回制定する町の花「梅」にちなんだ鳥である。
また、旧築城町の鳥。
JR日豊本線の駅
- 椎田駅
- 築城駅
東九州自動車道のインターチェンジ
- 椎田インターチェンジ
- 築城インターチェンジ
- 椎田南インターチェンジ(注:北九州方面のみ利用可能)