福岡県不育症検査費・治療費助成事業
更新日:2022年6月1日
福岡県が不育症検査・治療の費用を助成しています
福岡県では、不育に悩む夫婦が、不育症のリスク因子を知って不安を解消し、リスク因子に応じた治療を行うことにより出産に至るための支援を行うとともに、不育症の検査及び治療を受ける夫婦の経済的負担の軽減を図ることを目的とし、各医療保険制度の規定に基づく保険給付が適用されない不育症の検査及び治療費の一部を助成する事業を実施しています。
不育症とは
妊娠はするけれど、流産・死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子どもを持てない場合、不育症と呼んでいます。
助成対象者
以下のすべてを満たす方が対象となります。
- 夫婦いずれか若しくは両方が、助成の対象となる不育症の検査及び治療の最初の診療日から申請日まで継続して福岡県内(北九州市、福岡市、久留米市を除く)にお住まいの方
- 助成の対象となる不育症の検査及び治療の最初の診療日における妻の年齢が43歳未満の方
- 助成の申請をする最初の不育症の検査及び治療の開始時に夫婦である方(事実婚を含む)
- 2回以上の流産、死産の既往があり、医師に不育症と診断された方
対象検査
医療保険適用外(全額自己負担)の不育症の検査及び治療(詳細は福岡県HPにてご確認ください)
- 最初の診療日の属する月から起算して1年間の検査・治療が対象です
例:4月に最初の検査を実施→翌年3月までに実施した検査・治療が対象 - 令和4年4月1日以降に実施された検査・治療が対象です
助成対象外のもの
- 入院時の差額室料代、食事代、文書料、物品代、栄養補助食品代等の不育症の検査及び治療に直接関係がない費用
- 他の地方公共団体で助成を受けていた期間に係る不育症の検査及び治療に係る費用
- 先進医療として実施された不育症の検査に係る費用
助成回数
1夫婦あたり1回限り
助成上限額
対象費用に2分の1を乗じて得た金額上限5万円
例)検査費用:70,000円-治療費用:20,000円の場合
(70,000+20,000)×1/2=45,000円(助成金額)
助成金の支払い
償還払い(不育症検査費・治療費(医療保険適応外)を一旦お支払いいただいた後に、申請に基づき届出口座に振り込む方法)
注:申請からお振込みまでは通常1~2か月程度要します。
問い合わせ先
京築保健福祉環境事務所 健康増進課健康増進係
電話番号:0930-23-2690