子育てコラム(No.65)
更新日:2026年2月27日
子育てコラム「子どもと暮らす日々」

第65回は、広報ちくじょう(2026年3月号)に掲載された京築ライター 園田 良恵さんのコラムをお届けします。
なお、加筆・修正したものは「けいちく暮らし」に掲載されています。
子どもの自立とは何か
不登校のお子さんを持つ保護者の方から、ご相談を受けることがあります。
不登校と一言で言っても、理由は一人ひとり違いますが、保護者の方の不安の声は共通して、「この子は将来、自立して生きていけるのだろうか」というものです。
では、「自立」とは何でしょうか。誰にも頼らず、一人で生きることなのでしょうか。
文部科学省では、自立を「学校に復帰すること」とは捉えていません。
本人が自分で決める力、自分を肯定する力、そして社会とのつながりを育てていくことが自立だと示されています。
人とつながり、助けを求め、選び直しながら生きていく。
その力も、確かな「自立」です。
その力は、必ずしも学校という場所だけで育つものではありません。
保護者が理解し、周囲が理解し、安心できる環境があることで、子どもは自分のペースで力を蓄えていくのではないでしょうか。
(京築ライター 園田 良恵)

