子育てコラム(No.47)
更新日:2024年8月19日
子育てコラム「子どもと暮らす日々」

第47回は、広報ちくじょう(2024年9月号)に掲載された京築ライター 嶋田 ちさとさんのコラムをお届けします。
なお、加筆・修正したものは「けいちく暮らし」に掲載されています。
専業主夫
私のメキシコ人の友人は主夫だ。韓国人の妻は、日本の大学に留学し日本企業で働いている。二人はメキシコで知り合い、日本で生きることを選択した。夫は今日本語を学びつつ4歳児の世話をしている。二人の分業体制は見事だ。在宅勤務の妻は週末も仕事があるため、夫が育児と家事全般を担当し妻を支えている。『私のプリンセス』と言って娘との時間を楽しみ、日課の筋トレと日本語のレッスンは欠かさない。二人で決めたことだからと爽やかに言ってのけるカップルは頼もしい。もうすぐ二人目が生まれるので、彼の主夫業は当分続くことだろう。
(京築ライター 嶋田ちさと)
今後は「家事も育児も夫婦の仕事」という考えが常識になるだろう