東京2020オリンピック・パラリンピックに向かって(vol.16)
更新日:2020年3月27日
開催の日に向け、再スタート!
3月24日夜、安倍晋三首相と国際オリンピック委員会(IOC)のトマス・バッハ会長との電話会談が行われ、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受け、東京2020オリンピック・パラリンピックが1年程度延期されることが決定いたしました。遅くとも2021年の夏までに開催される見込みです。また、2021年の開催となりますが、大会の名称「東京2020」は継続して使用されるとのことです。
これを受けて、3月26日に福島県をスタートする予定だった聖火リレーについても見送られることとなり、24日の夜に行われた東京オリンピック・パラリンピック協議大会組織委員会・森喜朗会長の記者会見で、大会の延期日程にあわせ新たに聖火リレーの日程を定め盛大なグランドスタートができるよう準備すること、また、聖火ランナーと全国のルートについては基本的に維持することが明言されました。本町は、聖火リレーの福岡県内2日目の出発地に決定しており、ランナーも築上町体育協会会長の久本成美さん、築上町商工会青年部の梶屋太介さんの2名が発表されています。久本さん、梶屋さんのお二人には引き続き聖火ランナーとして開催の日までよろしくお願い申し上げます。また、船迫窯跡公園で開催が予定されていたパラリンピック採火式についても延期となりますが、来年の実施に向けてモチベーションを保ちつつ事業に取り組んでまいります。
これまでボランティアの皆様、町内事業者の皆様など多くの方々のご協力によりオセアニア地域の国々のホストタウンとして事前キャンプ受け入れなどの事業を行ってまいりましたが、皆様には選手に対して熱いエールを送っていただきましたことに感謝申し上げます。今後も事前キャンプ受け入れをはじめとするオリンピック・パラリンピック関連事業を継続し、そして、一日も早く新型コロナウイルス流行の収束が世界規模で果たされることを希求しながら、本町においても集団感染防止の対策を行ってまいりたいと考えています。引き続き、皆様のご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
築上町長 新川 久三
オリンピック事前キャンプ
おかえりなさい!ロウ選手
2月18日~29日の期間、ナウルのロウ選手が4回目となるオリンピックを実施しました。特別コーチの有延大輝さん(築上町出身、築上西高OB。全日本社会人選手権で優勝)と長谷川敏裕さん(東京都出身。U-23世界選手権で優勝)による指導のもと、充実した練習ができました。
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築上西高校で練習
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左から、長谷川敏裕さん、ロウ選手、久保教育長、有延大輝さん
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リアンや英語ボランティアが通訳
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左から、新川町長、ロウ選手