船迫窯跡公園からのお知らせ(令和4年10月)
更新日:2022年9月30日
秋の企画展「小川敬吉―築上町宇留津出身の文化財調査官」
期間
10月12日(水曜日)から11月27日(日曜日)まで
時間
9時00分~16時30分
場所
船迫窯跡公園体験学習館(築上町船迫1342-22)
内容
戦前の朝鮮半島で文化財の調査や保存に関わった日本人研究者がいたことはあまり知られていません。小川敬吉(1882-1950)は築上町宇留津で生まれ、内務省宗教局(現在の文化庁)で朝鮮半島の遺跡発掘や古寺院修理を行いました。
小川が研究のために記録し、日本に持ち帰った図面や写真等の記録から、朝鮮半島の文化財とともに歩んだ生涯を紹介します。今月の「ふるさと歴史発見」で詳しく紹介しています。
小川愛用のガラス乾板カメラ
(佐賀県立名護屋城博物館所蔵)写真提供梁山夫婦塚古墳(韓国の慶尚南道梁山市)出土の玉類実測図小川が実測した。当時はカラー写真がないため、重要な資料は絵具で彩色した。(報告書は国立国会図書館デジタルコレクションで閲覧できます)