船迫窯跡公園からのお知らせ(9月分)
更新日:2020年9月1日
船迫窯跡公園で開催される展示やイベント等をお知らせします。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用および入館前に検温のご協力をお願いします。
夏の企画展「戦争の時代~古写真から読み解く戦時のくらし」
築上町教育委員会では、町内の戦時中の状況がわかる資料や写真等の調査及び収集を進めています。
この企画展では、町内の戦時中の様子が分かる写真や町内から戦地に出征した人々の写真、戦地からの手紙など、約140点を展示しています。
今回は、戦時中の築上町や戦地で撮影された写真や生活道具から、当時の人々の暮らしのようすを振り返ります。
- 展示期限:9月13日(日曜日)
- 開館時間:9時00分から16時00分(注:月曜日休館)
- 展示会場:船迫窯跡公園 体験学習館(築上町大字船迫1342-22)
- 料 金:無料
椎田高等実業女学校の写真からその当時の状況を読み解く!
上記写真はいずれも椎田高等実業女学校の卒業アルバム(昭和14年)からです。椎田高等実業女学校は現在の築上西高等学校の前身です。
昭和12年(1937)に日中戦争が始まり、戦争の長期化から戦地での兵員や物資の不足が深刻になりつつありました。そうした中、昭和13年(1938)に制定された国家総動員法はすべての国民を戦争に動員することを可能にしました。
左写真は昭和13年に行われた日中戦争開戦1周年を記念した戦勝祈願の旗行列の様子と思われます。また、右写真は女学生たちが慰問袋に日用品を納める様子を撮影したものです。慰問袋は、布袋に日用品や雑誌、手紙等を入れて戦地の兵士に送られました。兵士たちは女学生から送られた慰問袋に故郷を懐かしく想ったことでしょう。
チラシ(下記の画像をクリックすると大きく表示されます)
文化財保護委員会を開催しました

7月2日、令和2年度第1回文化財保護委員会を開催し、久保教育長から委員5名に委嘱状が交付されました。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策のため、右記のとおり、委員の間隔を空けて着席しました。
文化財保護委員会とは
文化財保護審議委員会は、築上町文化財保護条例に基づき、平成18年築上町文化財保護委員会規則により、教育委員会の附属機関として設置。教育委員会の諮問に応じて、文化財の指定・解除、保存・活用について必要な事項を調査研究し、教育委員会に建議をします。
文化財保護委員は、文化財の保護について広い見識をお持ちの方に委嘱し、任期は2年間です。
文化財保護委員
役職 | 氏名 |
---|---|
会長 | 奥畑 征治 |
副会長 |
尾座本 雅光 |
西田 文明 | |
青山 艶子 | |
有永 美智子 |
お問い合わせ先
船迫窯跡公園(電話:0930-52-3771)
- 開館時間:9時00分から17時00分(注:最終入館は16時30分)
- 入館料:無料
- 休館日:月曜日