船迫窯跡公園からのお知らせ(8月分)
更新日:2020年8月1日
船迫窯跡公園で開催される展示やイベント等をお知らせします。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用および入館前に検温のご協力をお願いします。
夏の企画展「戦争の時代~古写真から読み解く戦時のくらし」
築上町教育委員会では、町内の戦時中の状況がわかる資料や写真等の調査及び収集を進めています。
今回は、戦時中の築上町や戦地で撮影された写真から、当時の状況や人々の暮らしのようすを読み解きます。
- 展示期限:8月4日(火曜日)~9月13日(日曜日)
- 開館時間:9時00分から16時00分(注:月曜日休館)
- 展示会場:船迫窯跡公園 体験学習館(築上町大字船迫1342-22)
- 料 金:無料
昭和17年の綱敷天満宮前で撮影された写真からその当時の状況を読み解く!
上部の左写真は昭和17年年、綱敷天満宮前で撮影されたものです。昭和17年4月に東京が初空襲を受け、その備えから全国各地で防空演習が実施されました。綱敷天満宮前の砂浜では木製櫓を組んで行われ、参加者は全員女性でした。
上下暗色系の服装は木綿製で、火災時は全身に水をかぶり濡れた状態にすることで火から体を守ることができるとされました。また下半身に着用するズボン「モンペ」の足元はよく見ると布紐で細く絞られており、これは足元から火が入らないための工夫でした。白黒写真なので明確な色はわかりませんが、暗色系の色は汚れが目立たないためだと言います。
当時砂浜だった綱敷天満宮の鳥居前。現在は埋め立てられ駐車場となっています。78年前、ここでまだ見ぬ敵から身を守るための訓練が行われたのです。
チラシ(下記の画像をクリックすると大きく表示されます)
お問い合わせ先
船迫窯跡公園(電話:0930-52-3771)
- 開館時間:9時00分から17時00分(注:最終入館は16時30分)
- 入館料:無料
- 休館日:月曜日(ただし、8月10日(月曜日・祝日)は開館し、8月11日(火曜日)を休館します)