夏の企画展「戦争の時代ー動員された若者たち」
更新日:2022年7月12日
夏の企画展「戦争の時代ー動員された若者たち」
昭和2年(1927)に公布された兵役法は20歳以上の男性に兵役の義務を定めますが、大学や専門学校の学生は徴兵検査が猶予されていました。しかし、太平洋戦争がはじまり、戦況が悪化すると昭和18年(1943)文系学生の徴兵猶予が撤廃され、また、14歳以上であれば兵隊に志願できるようになり、多くの若者たちが戦地へ赴きました。
築上町からも16歳で海軍予科練習生に志願した方がいます。また、海軍航空隊築城飛行場には飛行機の操縦訓練に10代~20代の若者が多く訪れ、各地へ転戦していきました。
この企画展では、こうした若い兵士と内地での勤労動員従事者、戦時中の日常生活と空襲に備える人々について、残された写真や資料から振り返ります。
なお、新型コロナウイルス感染防止対策として、マスク着用と検温にご協力ください。
展示期間
7月20日(水曜日)から9月4日(日曜日)
場所
船迫窯跡公園 体験学習館
展示写真
海軍飛行予科練習生(予科練)
椎田国民学校防護団(昭和17年)