7月は「同和問題啓発強調月間」です。
更新日:2025年06月25日
毎年7月は「同和問題啓発強調月間」です
同和問題(部落差別)は、同和地区の出身であることを理由に、わたしたち誰もが生まれながらに平等に持つ「基本的人権」(職業選択の自由、教育の機会均等を保障される権利、住居および移転の自由、結婚の自由など)が、完全に保障されないという重大な人権侵害です。
福岡県では、同和問題の早期解決を目指し、毎年7月を「同和問題啓発強調月間」と定め、さまざまな啓発行事を実施し、差別をなくすための取り組みを行っています。
築上町においても、同和問題や人権について深く考える機会となるよう啓発活動を行っています。
今年度は、じんけん・同和問題講演会を開催します。
すべての人の人権が守られる心ゆたかな社会にしていけるよう、同和問題について正しく学び、差別をなくすために何ができるのかを一緒に考えていきましょう。
令和7年度の啓発事業
じんけん・同和問題講演会
元西日本新聞社記者であり、現在はフリージャーナリストとしてご活躍されている西田昌矢(にしだまさや)さんをお招きし、講演会を開催します。記者時代に、全国水平社設立100年の節目に合わせた企画の中で、連載「記者28歳私は部落から逃げてきた」を担当し、ご自身が被差別部落出身であることを明かした上で、現在も残る部落差別について伝え、大きな反響を呼びました。
当事者が語る言葉を聞き、自分たちに何ができるのかを一緒に考えてみませんか。
講演会
演題:『私は部落から逃げてきた』
講師:西田昌矢(にしだまさや)さん(元西日本新聞社記者、フリージャーナリスト)
日時:令和7年7月26日(土曜日)13時30分~(開場13時00分)
会場:築上町コミュニティセンターソピア
主催:築上町/築上町教育委員会/築上町人権・同和問題啓発推進実行委員会