築上町資源循環への取り組み
更新日:2021年9月9日
SDGsへの取り組みー未来を見据えた「資源循環型農業のまち」
築上町では、資源循環型農業を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを推進しています。
持続可能な開発目標(SDGs)とは、貧困、教育、気候変動、産業やジェンダーなど、17のゴールと169項目のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(no one wil be left behind)」ことを誓っています。
「食」と「農」の循環を大切にし、地域で行われる資源循環型農業を支えています
環境にやさしい持続可能な資源循環型農業
平成6年4月から、し尿を好気性発酵させて有機液状堆肥(液肥)化し、農地に還元する資源循環型農業を推進しています。産業課の職員が町内の小中学校で、出前授業を行い、町の取り組みを紹介。その取り組みの一貫として、小学5年生を対象に、液肥を使ったコメ作り体験を支援しています。
液肥栽培米は「シャンシャン米・環(たまき)」としてブランド化され、町内小中学校の給食に供給しています。
地域で作って地域で食べることをあたりまえに
本町では、地産地消だけではなく、有効な資源は循環させ、環境にやさしい農業を実践し、「食育」につなげる取り組みを実践しています。子どもたちは資源循環型農業を学び、「食べる」ことと「つくる」ことのつながりを知り、地域で作って地域で食べることの大切さを体感しています。
築上町の取り組みを「世界へ」広げよう
本町の取り組みは、海外でも注目されており、これまでに中華人民共和国の金壇市(現・常州市金壇区)や黒龍江省、ベトナム社会主義共和国のダナン市で、町職員が現地を訪れ、出前授業を実施するなど、国際協力を行っています。この取り組みがきっかけで、現地の小学校と町内の小学校が姉妹校として提携し、今も交流が続けられています。