妊娠中の方々へ(新型コロナウイルス感染症対策)
更新日:2021年3月10日
妊娠中の皆さまへ(新型コロナウイルス感染症予防について)
新型コロナウイルス感染症の流行拡大を受け、妊娠中の皆さまにおかれましては、出産環境も変化している中で、出産や子育てについて、不安がおありかと思います。
厚生労働省から妊娠中の皆さまへの新型コロナウイルス感染症に関連した情報提供がありましたので、お知らせします。
妊婦の方々向けのリーフレット
下記画像をクリックすると拡大表示されます。
新型コロナウイルス感染症が妊娠に与える影響
現時点では、妊娠後期に新型コロナウイルス感染症に感染したとしても、経過や重症度は妊娠していない方と変わらないとされています。また、新型コロナウイルス感染症に感染した妊婦から胎児への感染はまれだと考えられています。
一般的に妊産婦の方が肺炎にかかった場合には、重症化する可能性があります。人混みを避ける、こまめに手を洗うなど、日頃の健康管理を徹底することが大切です。
新型コロナウイルス感染症に関する母性健康管理措置
厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の感染が拡大する中、働く主婦の母性健康管理を適切に図ることができるよう、男女雇用機会均等法に基づく母性健康管理上の措置として、新型コロナウイルス感染症に関する措置を新たに規定しました。
新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安
妊婦は、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合でも、念のため、重症化しやすい方と同様に、まずは早めにかかりつけ医、または京築保健福祉環境事務所(受診・相談センター)にご相談ください。
医療機関を受診する際には、マスクを着用するほか、手洗いや咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、マスクやティッシュ、ハンカチ、袖・肘などを使って、口や鼻をおさえる)の徹底をお願いします。
京築保健福祉環境事務所(受診・相談センター)
電話:0930-23-3935/夜間・休日の連絡先:092-643-3288
妊婦健診・分娩について
妊婦健診の受診について
新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した方、ご家族に感染疑いのある方がおられる場合は、妊婦健診受診前に、かかりつけ産科医療機関へ電話でご相談ください。
新型コロナウイルスに感染している可能性がある時は、妊婦健診の受診を控えていただき、まずはかかりつけ産科医療機関にご相談ください。
分娩について
各都道府県においては、妊婦の方が罹患した場合の周産期医療機関提供体制の整備など、安心・安全な分娩の実現に努めています。分娩施設を探す際には、現在の居住地で妊婦健診を受けている医療機関の産婦人科医等と、妊娠中の経過や合併症の有無、帰省先の医療体制などを踏まえて十分に相談のうえ、ご判断ください。
また、里帰り分娩については、妊婦の皆さまには、現在お住まいの地域での出産をご考慮いただきますようお願いしております。里帰り出産については、日本産科婦人科学会ホームページをご覧ください。
妊婦の方々への新型コロナウイルスに関する相談窓口について
福岡県では、新型コロナウイルス感染症に対して不安を抱える妊婦の皆さんへの相談窓口を設置しています。
福岡県の相談窓口
- にんしんSOSふくおか(福岡県看護協会ホームページ)
電話相談:092-642-0110(9時00分から17時30分)
新型コロナウイルスに感染した妊産婦への寄り添い型支援について
福岡県では、新型コロナウイルスの感染が確認された妊産婦の方を対象に、退院後等に助産師や保健師等が訪問や電話等で寄り添い型の支援を行っています。詳しくは、福岡県ホームページをご覧ください。