小原不動窟の大ソテツ
更新日:2017年2月6日
アクセス | JR椎田駅から車で約15分。 東九州自動車道椎田インターから車で10分。 |
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駐車場 | 駐車可能場所あり |
備考 | 細い農道沿にあります。 周辺は整備などは地区住民の方々に支えられています。 |
小原不動窟の大ソテツ1
小原不動窟の大ソテツ2
小原不動窟の大ソテツ3
小原不動窟の大ソテツ4
小原不動窟の大ソテツのどかな風景の中を流れる真如寺川の岸辺、岩肌が切り立った小原不動窟の前に、大ソテツが生育している。
樹齢は250年から400年と推測され、県内はもとより近県でも例を見ない大きさ。
幹は11本の株に分かれ、一番高い幹は約5.5メートル。地面近くを這う幹は太く、生きてきた年月うを感じる。この樹は、雌株で、幹の頂上には雌花が着生する。
平成15年度には、後世までも樹勢を維持させるため樹木の専門家や地元の人々の協力で、土壌改良環境整備等も行われた。草刈等の手入れも地域の人々が行っている。そのため生育状態は良好。県内でも他に類を見ない古く大きなソテツである。このソテツ、小原不動窟の大きな岩肌を背に生きている。
求菩提山と深い関わりがある小原不動窟
ソテツの背後には、巨大な岩肌が切り立つ小原不動窟がある。求菩提山と関わりが深く、修験の道場であったとの言い伝えもある。
また小原岩陰遺跡とも言われ、約6,000年前の縄文時代の人骨や、土器、石器、動物の骨なども出土した場所である。
周辺案内図
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