船迫窯跡公園からのお知らせ（4月分）

鴟尾が全国を巡って帰ってきました。

近年全国で発掘され、特に注目された出土品を中心に全国を巡回展示する「発掘された日本列島2018展」（文化庁主催）に船迫窯跡の鴟尾が展示され、一年ぶりに築上町に帰ってきました。
古代寺院の屋根を荘厳に飾った鴟尾の威容をぜひ直にご覧ください。

国指定史跡船迫窯跡は6世紀後半～8世紀中頃にかけての窯業遺跡で、特に鴟尾は、7世紀後半に朝鮮半島の百済最終末期に流行した四葉蓮華紋と唐草紋を施した装飾性豊かなもので、全国的にも貴重な資料です。

築上町の砂鉄から造った「鉄」を展示します。

平成30年12月1日（土曜日）に船迫窯跡公園で開催したイベント「たたら製鉄に挑戦」で造った鉄を、みやこ町在住の刀工（日本刀を造る職人）の協力で刀子や鉄鏃に加工しました。
たたら製鉄操業のようすを撮影した写真パネルなどとともに展示します。

会期：4月16日（火曜日）～

築城八反田(はったんだ)遺跡出土品を展示します。

平成30年10月～11月に発掘調査を行った築城八反田遺跡の出土品や写真を展示します
築城八反田遺跡では緑釉陶器や製塩土器など築上町の歴史を語る貴重な資料が多数出土しました。

会期：4月16日（火曜日）～